大学入試センター試験における本県世界史の平均点は近年全国平均と大きく開く傾向にあります。この原因については、さまざまに分析が試みられていますが、解決のための有効な手段が見つけることができない状況にあります。
そこで本調査研究では、生徒が世界史学習で課題と感じていること、教師が指導するにあたって課題と考えていることについて情報収集を行い、その結果を多角的に分析し、課題克服の方向性を探ることを主な目的とします。
また、その課題解決を図るために、生徒の学力(習得、活用、意欲の三要素)を育成する効果的な指導方法の在り方についても併せて研究していきます。 |