平成19年度実施の国立教育政策研究所教育課程研究センター「特定の課題に関する調査」において、「資料から分かったことをまとめたり自分の考えを根拠をあげて説明したりする力が不十分である」ということが指摘されました。言語活動の充実を図ることによって思考力・判断力・表現力等を育成していくことが求められているのです。
また、論述する力を伸ばすことによって、資料を選択する、資料を読み取る、資料を基に考え表現するなど資料をさまざまに活用する力を伸ばすことができると考えられます。
本研究では、論述式問題を作成し、その効果的な指導方法について探ることで、生徒の思考力・判断力および表現力を伸ばすことを目的とします。 |