平成22、23年度 長崎県教育センター 調査研究
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「書くこと」を中心にした言語活動
- 中学校・高校国語科における学力向上のための授業改善 -


目 的
 「言語活動の充実」は今回の学習指導要領改訂の核であり、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」を有機的に関連させながら生徒の学力を育てていくことは、国語科の不変の指導目標です。
 本研究では、「確かな学力」を身に付けさせるために、授業という具体の場で「言語活動」をどのように行えばよいかについて、「書くこと」を中心に据え、実践をもとに探ります。また、中学校と高等学校の連続性を考え、生徒の学習の発展的深化の在り方も併せて探っていきます。
 これらの研究を通して得られた成果(理論、実践例、教材等)を県下の中学校・高校に還元し、県内の国語力の向上に資することが本研究の目的です。

主な取組
〔内容〕
【平成22年度】
 「書くこと」の機能を生かした授業の進め方を「理論編」としてまとめます。
【平成23年度】
 理論を具現化するための実践例、教材等を開発していきます。
〔方法〕
指導の実態について、県内の中学校、高等学校の教諭を対象にした抽出アンケート調査の実施。
アンケートの分析・考察。
教科指導リーダー養成研修講座の受講者及びその所属校を中心にした、「書くこと」の指導に関する実践例の収集及び検討。
4年研、10年研、国語科に関する希望研等の演習を通しての「書くこと」の指導に関する実践案の作成及び検討。
①~④を元に、「書くこと」に関する書籍の研究を加え、理論を構築。


研究成果 (ダウンロード可) 

【平成22年度】
理論編
 「書くこと」を中心にした言語活動
実践編
 基礎①  「視写」
 基礎②  「200字作文」

【平成23年度】
実践編
 事例①  「視写」
 事例②  「200字作文」
  「書くこと」のアンケート調査の結果と分析